記事コンテンツには、「ハウツー」や「インタビュー」、「まとめ」などの種類があり、種類に応じて求められる構成や意識すべきことが異なります。今回は「まとめ記事」について説明します。
まとめ記事で求められるのは、有益な情報が網羅されていること
インターネットによって、様々な情報を私たちは検索し、必要な情報を知ることが可能です。一方で、多くの情報がインターネット上には溢れており、知りたい情報にすぐにたどり着けない、ということは多くの方が一度は経験したことがあるはずです。
そのためライターとして意識すべきは、読者の知りたい情報を、適切な形で執筆することです。
たとえば、”ブログ記事を書く上で知っておきたい知識” について知りたいユーザーがいた場合、
「初心者向け!ブログ記事執筆テクニック10選まとめ」
「スパム認定されないために! 最新SEOトレンド10選まとめ」
といった切り口では、それぞれ読者のターゲットやまとめられている情報が異なります。また、
「SEO初心者のためのブログ記事執筆テクニック10選まとめ」
「SEO初心者のためのブログ記事執筆テクニック3選まとめ」
という数字が変わる場合も、読者層が変わります。ケースバイケースですが、全くの初心者にとっては、より多くまとめられている「10選まとめ」という記事に惹かれることが多いでしょう。ただ少し実践を積んでいる人であれば、より情報が絞られて、すぐ読むことができそうな「3選まとめ」を選ぶこともあるでしょう。
逆に言えば、ライターとしてまとめ記事を執筆する場合は、どういった読者ターゲットに対して読ませたいのかを明確にし、読者ターゲットが興味を惹く切り口で、他の記事を調べる必要がない網羅性をもたせることが重要です。
まとめ記事コンテンツの構成イメージ
では、具体的にまとめ記事はどのような構成で執筆するのが良いでしょうか。「ライターを目指すなら読むべき書籍10選まとめ」という切り口を例に、構成イメージをご紹介いたします。
まとめ記事を執筆する場合は、紹介するモノ・サービスごとに中見出しをつけ、それぞれに簡潔なテキストで紹介しましょう。
▼構成イメージ
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導入テキスト
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## ライターを目指すなら読むべき書籍10選まとめ(見出し)
### 書籍A(中見出し)
簡潔にまとめられた紹介テキスト
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### 書籍B(中見出し)
簡潔にまとめられた紹介テキスト
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### 書籍C(中見出し)
簡潔にまとめられた紹介テキスト
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## おわりに(見出し)
簡単な締めのテキスト
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また、いきなりまとめに入るのではなく、読者がより記事を最後まで読みたくなるように、導入テキストで「なぜこれらの書籍をライター初心者が読むべきなのか」を説明することが重要です。
読者が「この記事に出会えてよかった」と思えるまとめ記事を執筆しましょう。
POINT
ただ情報をまとめるのではなく、読者にとって有益な切り口と情報量を意識して執筆することが重要です。
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