Excelのエラー値の非表示テクニック

その他
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#VALUE、#DIV/0、#N/Aなどのエラーをセルに表示しない方法を紹介します。

関数でエラー値を表示しないようにするには

Excelでは、関数に対して何かしらエラーがあった場合、#VALUE、#DIV/0、#N/Aなどのエラーが表示されます。また、データにブランクがある場合もエラーの表示がされてしまうため、表が見づらくなってしまうことがあります。

この場合、エラー値をDeleteして消してしまう手もなくはないですが、データを更新した際に式を入れなおす手間が発生するため避けたいところです。エラーを非表示にするためには下記3つの方法があります。

①IFERRORを使う

Excel2007以降であれば、IFERROR関数を使うのが一番簡単です。
=IFERROR(式),””)
もし式がエラーの場合は””(ブランク)を返すという意味です。

②ISERRORを使う

ISERRORは、指定した式orセルがエラーかどうかを判定する関数です。
それをIF関数と組み合わせて応用すると
=IF(ISERROR(式),””,式)
もし式がエラーの場合は””(ブランク)、そうでない場合は式の値を返しなさいという意味です。

②IFNAを使う

IFNAは、エラーがN/Aの時のみ使えます。
=IFNA(式),””)
もし式がエラーの場合は””(ブランク)を返すという意味です。

POINT

Excel2003以降のバージョンであればどの関数でも使用できますが、2003以前のバージョンはISERRORしか使用できないため、ご利用のバージョンにより使い分けましょう。

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