惹きのある見出し

小説と違い、Web上の記事コンテンツには見出しが非常に重要になります。

見出しのない記事は、記事を読み進める動機づけがしづらい

下記の画像をご覧ください。

【画像元】Webサイトやブログ記事のタイトル・見出しの重要性

見出しがないズラズラと文字が並んでいる記事と、見出しがあってどういったことについて書かれているのかわかりやすい記事では、読者にとって読みやすさが格段に違います。また見出しは視覚的にも目に入りやすいテキストのため、タイトル同様、惹きのある見出しをつくることで読者の読了率を高めることができる要素となります。

さらに、見出しはWebライティングではhタグと呼ばれるタグで記述し、SEOにも影響がある要素です。狙いたい検索ワードを見出しに含ませることは、SEOの観点から重要です。

見出しをただの要約にしてはいけない

では、見出しは具体的にどのようにつくればよいのでしょうか。
たとえば見出しをつける章が「今後のファッショントレンド」についての文章だったとしましょう。見出しは惹きのあることが大事であるとお伝えしましたが、初心者ライターの方はそのまま 「今後のファッショントレンドについて」といった要約のような見出しをつけてしまいます。

しかし、見出しは読者に対して、記事を読み進めるための動機づけの役割があるため、ただの要約にするのではなく、惹きのある見出しをつける必要があります。そこで、たとえば文中に出てくるワードや、読者に「読み進めたい！」と思わせる疑問を混ぜるなど、タイトル作成と同じ要領で見出しをつくっていきます。

▼例：今後のファッショントレンドの章について見出しをつけるなら
来年のトレンドカラーはイエロー！？2020秋冬コレクションから次にくるファッショントレンドを大予測

記事を執筆する際は、ついつい本文を書き上げることに集中してしまい、見出しのテキストを軽視しがちですが、執筆後にあらためて読み返し、「この見出しで本当に読者は読みたいと思うか？」という視点を持って推敲を重ねていきましょう。

POINT

惹きのある見出しをつくり、読者が最後まで読みたいと思う仕掛けをつくることが重要です。