Webライティングにおける重要なルールのひとつ「ひらく」について説明します。
記事を書く上で意識すべき「ひらく」とは
日本語の文章は、漢字、ひらがな、カタカナ、そして数字やアルファベットなど様々な表記を用いて執筆されます。
そして言葉によっては漢字でもひらがなでも表記できる言葉がありますが、漢字の表記をひらがなにすることを「ひらく」と呼びます。
▼「ひらく」一例
行う→おこなう
出来る→できる
友達→友だち
色々→いろいろ
〜等→〜など
〜時→〜とき
様々→さまざま
但し→ただし
宜しく→よろしく
致します→いたします
有る→ある
全て→すべて
何時→いつ
可愛い→かわいい
逆にひらがなを漢字表記にすることを「とじる」と呼びます。
なぜ「ひらく」必要があるのか
下記の例文をもとに、なぜ「ひらく」必要があるのか見ていきましょう。
暑い時に外で働く事は、凄く大変な事である。
このままでももちろん意味はわかりますが、いくつかの漢字をひらいた場合、下記のようになります。
暑いときに外で働くことは、すごく大変なことである。
こちらの2つの文を見比べてみて、いかがでしょうか。この文で際立たせるべきは、「暑いとき」「外で働く」「大変」といった主題や伝えたい言葉です。そのため、主題や伝えたいこと以外をひらくことで、伝えたい内容を変えずに、読みやすい文章に仕上がりました。
どの漢字をひらくかは、メディアによって表記ルールとして定められていることがあります。ただ上述の一例に出した言葉は多くのメディアでひらいて表記しているため、覚えておくことをお勧めします。
POINT
読みやすい文章に仕上げるために、漢字とひらがなをうまく活用しましょう。
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