Webライターにとって関わる機会の多い「オウンドメディア」について説明します。
オウンドメディアとは
「文章を書く仕事」といえど、ニュース記事を書く「記者」からキャッチコピーを書く「コピーライター」、また小説を書く「小説家」にいたるまで様々です。そんな中、「Webライター」が関わる機会が多いのが “オウンドメディア(Owned Media)” と呼ばれる、企業が自社で保有するメディアです。
【出典】オウンドメディアの事例8選!成果を出している企業の共通点とは?
SNSや口コミサイトなど、信頼を獲得する目的のメディア「アーンドメディア」、有料広告などお金を支払うことで掲載する「ペイドメディア」と合わせてトリプルメディアと呼ばれており、企業がマーケティングを行う上で注目されています。
従来、企業がWeb集客をする場合、広告出稿が主な手法でした。しかし競合他社の参入により広告単価は高騰したため、昨今は多くの企業が広告以外での集客手法として、オウンドメディアに注目が集まっています。
オウンドメディアでライターが求められること
上述の通り、オウンドメディアはマーケティングのひとつとして用いられています。そのため、ライターがオウンドメディアで記事を執筆する場合、企業が達成したい目的を達成するための記事コンテンツを執筆することが大切です。
オウンドメディアの目的として、下記のようなものが挙げられます。
・リード獲得(ノウハウ、事例紹介、Tips紹介など)
・企業ブランディング(企業文化や活動報告、取り組み、事例紹介)
・認知拡大&購買促進(インフルエンサー活用、物販、顕在層へのアプローチ)
・採用広報(採用、社内イベント、企業文化紹介、社員インタビュー)
では、どのような記事コンテンツであればこれらの目的を達成することができるのでしょうか。
たとえば採用広報が目的の場合、一般的な募集要項のような内容は、すでにその会社への就職・転職を希望している人以外は読まないでしょう。そのため、その会社に興味関心がない人でも読んでもらえるような、役に立つ記事や興味を惹く記事を執筆することが重要です。
いわば、オウンドメディアでライターに求められることは、記事コンテンツを通じて「企業と読者を繋ぐこと」なのです。
POINT
ライターは「翻訳者である」という考え方があります。企業が伝えたいことを噛み砕き、記事を読む読者に伝わる形へと変換することが大切だからです。
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