新入社員必見の電話対応研修(#1話:電話の掛け方基礎 編)

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高橋先輩、今から初めてお客様に電話をかけるんですけど、すごく緊張してて…。失礼のないようにできるか自信がありません。何かアドバイスはありますか?

確かに初めての電話は緊張しますね。でも大丈夫、ポイントを抑えれば、誰でもできるようになりますよ。

ありがとうございます!ぜひポイントを教えてください!

まずは、実際の電話を掛ける時の流れを確認してみましょうか?

はい、お願いします!

伊藤さんは、外線をかけるときの電話機の操作は理解していますか?

はい、

・受話器をとって

・外線(発信)ボタンを押して

・相手の電話番号を押す

ですよね?

そうです!

さすがですね!

相手に電話を掛けたら、まず自分が何者なのか名乗りましょう。例えば、

「○○株式会社営業部の高橋と申します」といった具合です。

なるほど!

そして、相手の都合を確認することも重要です。

「お時間よろしいでしょうか?」

といったクッション言葉を使うと丁寧ですよ。

クッション言葉ですか?どんな言葉があるんでしょうか?

はい。例えば、

・「恐れ入りますが」

・「申し訳ございませんが」

といった言葉です。

これらを使うと、より丁寧な印象を与えられます。

なるほど!使ってみます。

それと、電話をかける前に、話す内容をメモしておくことが大切です。

・自己紹介

・用件

・質問事項

などを箇条書きにしておくと、話し忘れがなくなりますよ。

確かにそうすれば話すことが整理されて、焦ることもなくなりますね!

それから、声のトーンや話すスピードにも気をつけましょう。明るく、はっきりとした声で、相手に聞き取りやすいように話すことが大切です。

わかりました!準備をしっかりすれば大丈夫そうですね。

ところで、もし相手が不在で留守電だったらどうすればいいですか?

良い質問ですね。留守電の場合は、まず自分の名前と会社名を名乗り、簡潔に用件を伝えます。そして、折り返しの連絡先も忘れずに残しましょう。

なるほど…。具体的にどんな感じで話せばいいですか?

例えばこんな感じです。

「お世話になっております。○○株式会社の伊藤と申します。△△の件でご連絡いたしました。お手すきの際に、03-XXXX-XXXXまでご連絡いただけますと幸いです。失礼いたします。」

簡潔にまとめるんですね!わかりました!

あとは練習あるのみです。自信を持って、落ち着いて話すことを心がけてくださいね!

はい、がんばります!ありがとうございます、高橋先輩。

電話応対の良い例

◯名乗りを明確にする:
自分の名前と会社名をはっきりと、聞き取りやすいトーンで伝えることで、相手に安心感を与え、会話のスタートをスムーズにする。

◯内容を整理してから話す:
電話をかける前に話す内容を頭の中で整理し、要点を明確にしておくことで、緊張しても焦らずに話ができる。

◯留守番電話に簡潔なメッセージを残す:
相手が不在の場合には、簡潔に名乗りと要件、そして連絡先を伝える。これにより、相手がすぐに対応できる。

◯メッセージを短く要点を伝える:
留守番電話にメッセージを残す際は、必要な情報を簡潔に伝え、相手が聞き取りやすく理解しやすいようにする

電話応対の良くない例

名乗りが不明瞭:
自分の名前や会社名を早口で言ったり、声が小さくて相手に聞き取れないと、相手に不安を与え、スムーズなコミュニケーションが妨げられる。

内容を整理せずに話す:
電話をかける前に話す内容を整理しないまま電話をかけると、頭が真っ白になったり、要点が曖昧になってしまう。

留守番電話にメッセージを残さない:
相手が不在の場合や留守番電話に切り替わった場合に、メッセージを残さずに切ってしまうと、相手との連絡が取りづらくなる。

メッセージが冗長すぎる:
留守番電話にメッセージを残す際に、細かすぎる情報や長すぎるメッセージを残すと、相手にとって負担になる。

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