義務教育期間などのテーブルマナーを学ぶ機会があった方、なかった方それぞれあるかと思います。
もしマナーについて学んだことがなく、予習なしで会食参加してしまうと知らず知らず失礼な振る舞いや同席者に恥を欠かせてしまうケースもありえるかと思います。
ひいては成約したはずの商談も、破断になってしまう可能性すらありえます。
この記事では最低限のテーブルマナーについて紹介します。
上から入店の流れに沿って説明しておりますので、説明書代わりにお役立てください。
前提:主にフレンチ式
# 男性服装
・革靴(サンダルNG)
・デニムやハーフパンツNG
・シャツやジャケット、気になる場合はネクタイ持参
# 女性服装
・清潔感のあるワンピースなど推奨
・またはドレッシーなスーツ以上
・パンツスーツは好まれないケースもあるので注意
# 基本
・膝をつかない
・食べながら喋らない
・ナイフフォークは一対で使用する
・ナイフフォークは外側から使う
・ライスはフォークの背に乗せず、腹ですくう
(しかし背に乗せることがNGというわけではありません)
・手前から頂く
・プレートの向きは動かさない
・プレートを持たない
・残すときはナイフフォークの右上に残す
# 入店時
・大きな荷物がある場合は席につく前にクロークに預ける
・預ける時は必ず両手で渡す
# 着席時
・椅子の左側から座る
・犬食いにならないように深く座る(握り拳1つ程度)
・手はテーブルの上に置き待つ
・男性と女性のペアの場合は基本的に女性が上座
・(椅子の座る方向や、上座下座はお店の状況に応じて逆にしてもOK)
# 着席後
・水を入れられたら、ナプキンを膝に
・あるいは上席が先
・あるいはオーダーの後
・ナプキンは輪になっている方が手前に
・内側左側から口を拭き、汚れた箇所は内側に折り込む。グラスを汚さない
・最初に出されるパンは食べない
# 前菜 🍅
・ナイフフォークは外側から使う
・小休止のナイフはハノ字、お皿の奥に置く(お皿に立て掛けない)
・食後のナイフは右手前、斜めに揃える🍴(ナイフの刃は自分側。フォークは背をつけて)
# パン 🍞
・ちぎって食べる
・断面を相手に向けない
・両手に持ったママ口に持っていかない
・バターナイフも一度お皿に置く(刃先を相手に向けない)
# スープ 🥣
・手前から、奥から、どちらでもOK(イギリス式だと手前から奥。フランス式は奥から手前もOK)
・音を立てない
・スープ少なくなったら、カップを奥に傾け、手前から奥にスプーンですくう
# 中座 🚻
・ナプキンは軽く畳んでテーブルに置く(椅子に置かない)
# メイン 🍖
・お肉は左側から切っていく
・最初に全部切らない
・パンにソースをつけるとき、ベチャ漬けNG。(チョンチョン、とつけるイメージ)
# デザート 🍨
・数種類ある場合、溶けやすいアイスなどは先に
・それ以外は、薄い味のものから順番に
・フルーツなど色が付いているものは一番最後に食べる(と、最後までお皿が綺麗)
# 食事終了 🙏
・ナプキンは軽く畳んでテーブルに置く(綺麗に畳むとクレームの意を表す)
# メニュー別,宗教的配慮,その他
・カップの持ち手に指を入れずにつまむ
・串モノは、外さずに串のママ。奥の方は、箸でズラす。外れにくい場合は肉を回す
・ミルフィーユは思い切って倒す
・シュークリームは蓋を外し、クリームをナイフでつける(手で食べる場合は、注入口からちぎって頂く)
・イスラムヒンズーの方といただく場合は、左手で食べない
まとめ)テーブルマナーとITリテラシーは似ている?
いかがでしたでしょうか?
ITリテラシーもテーブルマナーも似た部分があり、どちらも相手に失礼のないよう、また円滑にコミュニケーションをとるための作法です。
かつてテーブルマナーは、戦時中のフランスとイギリスが戦いではなく会話でものごとを進めるため、そのプロトコル(会話を行う際の約束事)として生まれたと言われています。
気持ちよく働くためには自身/自社のITリテラシーを見直してみることもオススメです。
リモートでも気持ちよく、スムーズに働くことができる職場へ発展するのではないかと思います。
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