ライターとして活用したいテクニックの1つ、オープンループについて説明します。
質問を投げかけ、読者に解を探したいと思わせるテクニック
読者に記事を読み進めさせるためには、面白い、興味を引く記事構成にすることはもちろん、細かい日本語表現で読者の惹きを生み出すテクニックも重要です。そこで今回は、脳科学を用いたテクニックをご紹介します。
突然ですが、旅番組、グルメ番組、ニュース番組……テレビ番組は様々なジャンルの番組がありますが、長年テレビ番組で人気なジャンルは、なんだと思いますか?
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いま、この瞬間も脳科学を用いたテクニックがありました。それは「質問を投げかける」というテクニックです。
人はなにか質問を投げかけられると、答えを探し求める習性があります。それは “オープンループ” と呼ばれ、ライターとしてぜひ活用したいテクニックの1つです。記事の導入や文章の書き出し、また文中にも適宜質問文を混ぜることで、読者の興味を引き、最後まで読んでもらえる記事へと仕上げることが可能です。
ちなみにテレビ番組の話でいうと、「クイズ番組」は長年人気のテレビ番組のジャンルとなっています。クイズを出されると、視聴者はCMをまたいでもクイズの答えを知りたい!と思うため、視聴率を高めることができます。
タイトルでも疑問を与えて惹きをつくることが大切
質問を投げかけるテクニックは、文中だけでなく、タイトルでも活用できます。下記の例をご覧ください。
▼平凡なタイトル例
文章力を高める記事の書き方について
▼疑問を与えるタイトル例
文章力がグッと上がる記事の書き方とは?すぐに使える3つのテクニック
上記の平凡なタイトル例は、初心者ライターがやってしまうタイトルの付け方で、記事の要約をタイトルにしてしまうケースです。しかし、タイトルの惹きが弱ければ、読者は記事を読んでくれません。
そこで、「〜とは?」といった形で疑問を投げかけ、さらに具体的な記事を読むメリットを示す表現、上記例でいえば「すぐに使える3つのテクニック」という記述をすることで、読者に「答えを知りたい!」という動機づけをすることができます。
POINT
読者に「その答えを知りたい!」と思わせる質問を投げかけることが重要です。
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