ライターはときに、取材の許可取りを任せられるケースもあるため、取材の許可取りをどのようにして行うべきか把握している必要があります。
取材許可取りでは、企画書をもとに取材メリットを提示することが重要
インタビュー記事は一次情報コンテンツとして、非常に価値あるコンテンツになります。特に著名人や影響力のある方へのインタビュー記事は、注目を集めやすく、多くの人に読まれる可能性がある記事コンテンツです。
しかしそれはメディア側のメリットであり、取材を受ける側にとってメリットがなければ、そもそも取材自体がNGというケースは珍しくはありません。
では、繋がりがない方へ取材許可取りをする際、まずどこにコンタクトを取るべきなのでしょうか。取材希望者が、会社員の場合は企業の広報担当窓口、芸能人などの場合は所属事務所の問い合わせ窓口等に連絡をします。その際に企画書をあわせて送付しましょう。
また、取材希望者が個人の場合で連絡先がわからない場合は、その方のSNSへ連絡するといったこともあります。当然、あやしいSNSアカウントからの連絡は拒否されてしまう可能性が高いため、ライターを目指すのであれば自身のSNSアカウントの信頼性を高めるためにも、定期的にSNSを運用することもポイントです。
取材許可取りの企画書にはどのような内容を盛り込むべきか
続いて、取材許可取りの際の企画書に、どういった項目を盛り込めばよいか見ていきましょう。
基本的には「取材依頼書」という形で、
・取材概要
・取材の目的
・取材内容
・取材の希望日時、場所
・取材時に訪問する人員
・記事掲載予定日
(必要に応じて)謝礼の金額
などを記載し、先方が仕上がる記事をイメージしやすいようにします。
上記のサンプルファイルは下記からコピーしてご利用いただけます。https://docs.google.com/document/d/1voCaG7C2gyuOWFtWyB7CWhX_95kgpCq4W1lyrCm-cAQ/edit?usp=sharing
必ずしも、このような雛形に落とし込む必要はありませんが、簡潔でかつ先方の取材メリットが伝わる形でまとめるのがよいでしょう。また、基本的に芸能人など謝礼が発生する可能性がある場合は、メディアの編集担当と上限金額を決めた後に取材許可取りを進めることも大切です。
POINT
「取材されたい」と思われるような企画書を提出することが重要です。
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