Web広告の設定やアクセスデータ分析等で活用するGoogle Analyticsについて説明します。
正規表現とは
正規表現とは、様々な文字列を一つの文字列で表現する表記法のことです。
Web広告の設定、アクセスデータ分析、データベース検索時のクエリとして活用することが可能です。(ソフトウェア環境によっては使用できない環境もあります)
例)以下の数種類の文字列This is a Pen
This is a Bed
This is a Bat
This is a Bag
これらは正規表現を用いると全て
This is a ...
(カンマを3つ)
上記表現で表すことができます。
文字列に関する正規表現
正規表現 | 意味 | 例 |
---|---|---|
[0-9] | 0から9のどれかの数字 | 文字列「あ2c+-=」の場合、2だけが該当 |
[0-9]+ | 0から9のどれかの数字が1回以上 | 文字列「あ23c+-=」の場合、2と3が該当 |
[a-z] | aからzまでのどれか | 文字列「あ2c+-=」の場合、cだけが該当 |
[a-z]+ | aからzまでのどれかが1回以上 | 文字列「あ2cd+-=」の場合、cとdが該当 |
. | 何かしらの文字/また数字 | 1文字以上が該当 |
.* | 何かしらの文字/または数字の繰り返し | 文字列「あ2c+-=」の場合、すべて該当(なんでも全文字該当する) |
[0-9a-z] | 何かしらの数字か英文字 | 文字列「あ2c+-=」の場合、2とcが該当する。「あ」や記号は該当しない |
[0-9a-z]{3} | 3文字で英数字 | 「a13」や「98s」など、3桁の文字列が該当 |
[0-9a-z]{3,} | 3文字以上で英数字 | 「a13」や「98slp4」など3桁以上の文字列が該当。2桁以下は該当しない |
どんな時につかうの?
例えば、分析ツールのGoogle Analyticsで、「/配下が数字から始まるURLのみを表示したい場合」は/[0-9]と検索することで、簡単にソートすることができます。
その他にも、ブログの記事をまとめたいというケースがあり、URLは以下の通り存在するとします。/blog/detail/123
/blog/detail/456
/blog/detail/789
これらを以下のように正規表現で一括指定することで、全てのブログ記事をひとまとめにすることができます。
わざわざ全てのブログ記事のURLを全て指定する必要はないのです。^/blog/detail/[0-9]{3}
POINT
正規表現にはたくさんの記述法があります。必要に応じて調べて使いましょう。
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