IT専門チームとの会話で時折耳にすることもある「サーバー」「クライアント」という表現。
それぞれが何を意味するか?理解しておくと、よりWebシステムの仕組みを深く理解することができます。動画で概要を紹介していますのでまずは動画をご覧ください。
1. クライアントとは
サーバーに指示を出すデバイス(例えばパソコンやスマートフォンなど)のことである
2. リクエストとレスポンス
・WEBサイトを閲覧する際に、クライアントからサーバーに通信することを「リクエスト」と呼ぶ。
・サーバーがリクエストを受け、クライアントに返答することを「レスポンス」と呼ぶ。
3. IPアドレスとDNSサーバー
・IPアドレスとはWEBサイトが置いてある住所のことである(「172.217.161.195」のような表示形式)
・URL(http://sample.co.jp)とIPアドレス(×××.×××.×××.×××)は形式が違うが、DNSサーバで処理しているため紐付けることができる。
4. サーバーには様々な種類がある
WEBサーバー、DNSサーバー、メールサーバーなど、役割によって違う名称となる。
5. サーバーとは
サーバーはサービスや機能を提供する側のコンピュータのことです。クライアントから情報を受け取り、クライアントに要求された形に情報を加工したり、情報を保存する役割があります。図のように1つのサーバーが複数のクライアント(パソコン、スマートフォン、プリンタなど)の要求に応じて、情報を加工して渡します。
例えばサーバーとクライアントの関係性は下記のようになります。※実際はサーバーにも種類があり、下記の図よりも複雑になります。
6. サーバーの種類
サーバーには「WEBサーバー」「ファイルサーバー」「メールサーバー」など様々な種類があります。「Webサーバ」は「Web関連のサービスを提供しているコンピュータ」であり、「メールサーバー」は「メール関連のサービスを提供しているコンピュータ」といったように、「〇〇サーバー」は「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」とイメージしてください。
またサーバーの利用環境にも様々な形式があります。基本的に価格が高いほど、自由にカスタマイズできたり、セキュリティの安全性も高まりますが、構築に知識が必要となります。用途に応じてサーバーを選びましょう。
POINT
サーバーとはサービスや機能を提供する側のコンピュータのことです。サーバーの種類と形式は理解しておきましょう。
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