Excelのファイル容量を軽くする方法を紹介します。
値貼り付けの活用
数式や関数がたくさん入ったファイルは容量が重くなります。メールで送付する場合など容量オーバーになることがありますので、そのような場合は「値貼り付け」を行いましょう。
*但し値貼り付けを行うと計算式はクリアされるので、元ファイルは必ずバックアップ(コピー)しておきましょう。
シート全体を選択>Ctrl+Cでコピー>右クリック>形式を選択して貼り付けを選択します。
ゴミデータの削除
見た目にはさほど大量でもないデータなのに、ファイルサイズが大きくなっている場合、「目に見えないゴミデータが入っている場合」が考えられます。
データ量に比べファイルの容量が重くなっている場合は、各シートで「最後のセル」の場所を確認することでゴミデータを確認できます。「最後のセル」とはそのシート上で使用されている「最も右下のセル」を指します。
「最後のセル」を確認するためにはCtrl+Endのショートカット、又はCtrl+Gでジャンプを起動>セル選択>最後のセルで最も右下のセルに飛びます。
ジャンプで最後のセルを選択するとカーソルが「A1」から「F18」へ移動しました。
上記のように画面に見えるデータがある場合は見つけやすいですが、何らかの操作の結果、見えないデータが残っていることもあります。このような場合、右スクロールバーが小さくなっていたら、それだけデータが大きいことを表します。
下記サンプルは右のスクロールバーがデータ量の割りに小さいです。そこでCtrl+Gで最終セルを確認し必要ない行を削除しました。
POINT
ファイルの容量が大きいと作業効率が落ちます。原因を探り対処できるようにしておきましょう。
コメント