今回は、4大SNSの1つである、TwitterのPR事例について説明していきます。
Twitterで投稿する上で大事なこと
Twitterの投稿文字数は2023年2月9日から1つのツイートに最大4,000文字を入力できるようになりました。 ただし、タイムライン上に表示される文字数は280文字に制限され、ツイート全体を読むための「もっと見る」ボタンが新たに付け加えられました。
Twitterのタイムライン上に表示される文字数は280文字ですので、いかに効率よく280字以内でユーザーに伝えられるかが大事です。
Twitterの特徴
Twitterはニュースや話題が頻繁に共有される、リアルタイム性の高いSNSです。電車が遅延している時や、芸能人の緊急記者会見、天災関連などの情報をツイッターで見ることも多いのではないでしょうか。
また“バズった”情報が自分のタイムラインに流れてくることも多いでしょう。
バズるとは
“バズる”という言葉は「特定の話題が一気に拡散し、各方面で話題になる事」の意味で使われています。ただ厳密には似た言葉で”バイラル”という言葉があり、下記のような違いがあります。
バズる:一瞬ではなく継続的に話題になり続ける
バイラル:一瞬で話題となり爆発的に広まるものの、継続はしない
日本では”バズる”と”バイラル”の良いところを取った意味で”バズる”が使用されます。混同しないように気をつけましょう。またリツイート機能が活発に利用されていることで、情報拡散力の高さと速さは他のSNSと比べて抜群です。これがTwitterの良いところでもあり、怖いところでもあります。企業アカウントと個人用アカウントを間違えて、プライベートの内容を企業アカウントでツイートしてしまい、ユーザーからの心象が悪くなったという事例もあります。
分析
Twitterには『Twitterアナリティクス』という分析機能があります。
『Twitterアナリティクス』を活用することで、インプレッション数やエンゲージメント数を閲覧することができるため、数値分析を行うことができます。
Twitterの代表事例①
何よりもこの画像のインパクトです。一度は聞いたことのある『一酸化炭素中毒』と、その下の『死にます。あるいは高確率で死にかけるか、死にます。』という内容です。
こちらの投稿は12月の下旬に投稿されています。災害などで電気・ガスのインフラが遮断された際に、知識のないまま慣れない燃料を使うとこんな危険があります、というのを強く訴えているこのツイートはユーザーからのリアクションも大変多く、Twitterの良いところを活かしています。
Twitterの代表事例②
「#みんなでカンパイ」のハッシュタグをつけたツイートを投稿することでキャンペーンに参加できます。タグ付きのツイートが1日の目標数に達すると抽選で豪華商品をプレゼントというキャンペーンです。
このツイートの凄いところは担当者が24時間体制で対応にあたり、競技の進行や盛り上がるタイミングに合わせてリアルタイムにツイートを投稿しています。五輪に関連したキーワードやアカウントをターゲットとしたプロモツイートや、プロモトレンドも実施しています。
あくまで「みんなで選手団を応援しよう!」というスタンスを大切にすることで、ユーザーからの共感や一体感を得ることに成功しています。
ちなみにこのキャンペーンの結果で、フォロワー獲得数9.5万人、参加ツイート数は13.5万、”カンパイ”画像のついたツイート数は2.5万件という大きな成果をあげています。
POINT
・テキストは1投稿あたり4,000文字までです。タイムラインに表示されるのは280文字まで。
・バズらせるためには今までに無い投稿や、あっと目を引く内容を考えるのも大事ですが、ターゲットに継続的に話題にしてもらえる状態を作っていくように発信を工夫することが重要です。
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