皆さん、「UGC」って聞いたことはありますか?
今回は、「UGC」とは何か?とUGCマーケティングの事例をご紹介していきます。
UGCとは?
UGCとは、ユーザーの手によって制作・生成されたコンテンツの総称で、SNSに投稿されたコンテンツのほか、口コミサイトに投稿された感想や、通販サイトの商品レビューなども含まれます。
同概念の用語として、Consumer Generated Media(コンシューマー・ジェネレイティッド・メディア)やUser Created Content(ユーザー・クリエイティッド・コンテンツ)があります。
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UGCマーケティング
UGC = User Generated Contentsの略称で、2015年以降に自社商品に関するUGCをSNS上から収集し、広告のクリエイティブに活用する企業が増えました。
海外ではUGCマーケティングは一般化しており、有名企業の『Apple』ではiPhoneのテレビCMや交通広告に、消費者がiPhoneで撮影した写真を使用しています。
これは実際に利用者がどのような写真を撮影できるのかというリアルなユーザーの体験を見せることで、商品の魅力を伝えています。
これは広告などに限らずSNSの投稿でも活用できます。
UGCマーケティング事例①
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サントリー社が行なっているハッシュタグキャンペーン「みんなの声」では、指定のハッシュタグを使って集めた投稿を紹介しています。
写真だけでなくテキストも一緒に掲載することで、ユーザーの感想がダイレクトに伝わって来ます。
また、商品ごとにハッシュタグを分けて、それぞれの商品ページで投稿が確認できるようになっているため、次の施策に向けて分析しやすいように作成しているのは流石ですね。
UGCマーケティング事例②
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株式会社エイチ・アイ・エスが運営をしている『タビジョ』はインスタグラムを通じて、ファンコミュニティの作成という取り組みをしています。
タビジョではユーザー投稿の中から『#タビジョ』というハッシュタグをつけて投稿されたものから、クオリティを選定し掲載しています。
インスタグラマーとオシャレな写真を撮るのが上手な一般ユーザーを混ぜて掲載することで、一般ユーザーに親近感を持たせつつも、掲載されている写真のクオリティも保つこともできている素敵な施策です。
POINT
UGCマーケティングの重要な点はユーザーのリアルな声です。レビューやハッシュタグ、コメント、タグ付け投稿など、ありとあらゆるUGC生成方法を試し、何が自社の施策に合うのか検討してみましょう。
まず過去の事例を模倣して、自社アカウントで実施することもお勧めです。最初から簡単にUGCが集まるわけではないため、継続して発信していくことが重要です。これが”運用する”ということです。
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