インターネットのWEBサイトにアクセスするためには「サーバ」というものを経由します。
今回はサーバの概要や種類についてご紹介します。
サーバとは
サーバとはサービスや機能を提供するコンピュータのことです。例えばパソコンでYahoo!のWEBサイト見る場合、WEBブラウザからYahoo!のページにアクセスします。Yahoo!のWEBサイトが入っているサーバに通知され、サーバはプログラムを返答します。プログラムを受け取ったパソコンのWEBブラウザが、プログラムの内容を人間がわかるように画面上に変換して表示します。これがWEBブラウジングの一連の流れです。
この時のYahoo!のWEBサイトのデータが入っている物理的に存在するコンピュータのことを「サーバ」と呼びます。またそのサーバにアクセスする時に使用しているパソコンのことを「クライアント」と呼びます。
サーバの種類
サーバには種類があります。例えばWEBサーバはWEB関連のサービスを提供しているコンピュータであり、メールサーバはメール関連のサービスを提供しているコンピュータになります。そのため実際には上記でお伝えしたよりも、WEBブラウジングの流れはもう少し複雑になります。
また自分のパソコンにWEBサーバ用のツールを導入し、世界中の人がそのパソコンにアクセスできるように設定すれば、それはサーバと呼ぶことができます。ただ実際サーバとして利用するには大量のアクセスに耐えられるだけの性能が求められるため、基本的にサーバとして使用されているコンピュータはサーバ専用に作られた高性能なコンピュータです。
FTPとは
サーバとクライアントの間で、ファイルを送受信する通信の決まり事のことを「FTP(File Transfer Protocol)」と呼びます。制作ファイルを容易にサーバにアップすることができる「FTPクライアントソフト」があります。「FFFTP」や「Filezilla」というFTPクライアントソフトが有名です。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp/
https://filezilla-project.org/
POINT
サーバはサービスや機能を提供するコンピュータです。またWEBサイトが表示される仕組みは理解しておきましょう。
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