マーケティングモデルの変化(AIDMA,AISAS,DECAX)

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時代とともに変化してきたマーケティングモデルについてご紹介します。

マーケティングモデル(AIDMA)

AIDMAは、消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの1つです。消費者はまず製品の存在を知り(Attention)、興味をもち(Interest)、欲しいと思うようになり(Desire)、記憶して(Memory)、購買行動に至る(Action)と、一般的な消費行動を定義したモデルです。

AIDMA (アイドマ)
 A…Attention:認知・注意
 I…Interest:興味・関心
 D…Desire:欲求
 M…Memory:記憶
 A…Action:行動

1990年代のマーケティングモデルの一番の特徴はオフラインというところです。現代のようにインターネットが流通してはいなかったため、基本的にTVCMや雑誌から情報を入手します。

現代のマーケティングモデル(AISAS)

インターネット時代の「検索」「共有」行動を反映したマーケティングモデルをAISASといいます。AISASは電通が提唱し、2004年に商標登録しています。 関心のある商品をインターネットを使って検索(Search)、詳細情報や口コミをチェックし購入、購入後は商品評価をインターネット上で発信し他のユーザーと共有(Share)します。

AISAS (アイサス)
 A…Attention:認知・注意
 I…Interest:興味・関心
 S…Search:検索
 A…Action:行動
 S…Share:共有

現代のマーケティングモデル(DECAX)

また、近年では「DECAX(デキャックス)」と呼ばれるSNSの活用を視野にいれたコンテンツマーケティング時代の消費者行動モデルが生まれています。大きな特徴は、企業が広告などを通じて消費者にアプローチするのではなく、消費者が自ら情報を「発見」します。

DECAX(デキャックス)
 D…Discovery:発見
 E…Engage:関係作り
 C…Check:確認や注意
 A…Action:行動
 X…eXperience:体験・共有

POINT

昔と違い、現代の消費行動にインターネットは欠かせない要素の一つとなっています。

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