新入社員必見の電話対応研修(#3話:担当者の連絡先を聞かれたときの対応編)

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伊藤さん、ちょっとよろしいでしょうか?

最近、外部の方から社員の携帯番号を聞かれるケースが増えているんです。伊藤さんなら、どう対応しますか?

はい、高橋先輩。えっと…、まずは丁寧に対応して、相手の用件を確認することが大切だと思います。それから…、えーっと…。

個人の連絡先は教えてはダメですよね??

そうですね、丁寧な対応と用件の確認は基本中の基本ですね!

個人の連絡先については、どうしてすぐに教えてはいけないと思いますか?

うーん、プライバシーの問題…でしょうか?

いいところに気づきましたね。プライバシーは重要なポイントです。では、具体的にどう対応すればいいと思いますか?

まず、相手の名前と会社名、用件を丁寧に伺います。

それから…

担当者に確認してから折り返し連絡する、というのはどうでしょうか?

その通りです。基本的な流れはよく理解できていますね。

ただ、注意点がいくつかあります。

例えば相手が「○○部長からの至急の指示で連絡しています」と言ってきた場合、どう対応すればいいと思いますか?

えっ?そんなケースもあるんですか?

でも…、やはり一度確認が必要ですよね?

そうです、どんな場合でも必ず確認が必要なんです。

「申し訳ございませんが、社内規定により、一度担当者に確認させていただきます」

と伝えるといいでしょう。

なるほど…。でも、相手が急いでいる場合はどうすればいいでしょうか?

いい質問です!その場合は、

「恐れ入りますが、担当の直通番号をお伝えさせていただきます」

あるいは

「至急担当に確認し、折り返しご連絡させていただきます」

といった対応が効果的です。

分かりました。要するに、

『個人の携帯番号は絶対に教えず、代替案を提示する』

ということですね!

その通りです。そして忘れてはいけないのは、不審な電話には特に注意が必要だということです。例えば、社内の人間を装って情報を聞き出そうとする場合もあるんですよ。

そんな手口があるんですか?怖いですね…

そうですね。だからこそ、どんな場合でも必ず確認するという習慣が大切なんです。不安に思ったら、すぐに上司や先輩に相談することも忘れないでくださいね。

はい、分かりました!ありがとうございます、高橋先輩!

重要ポイント

  • 個人の携帯番号は原則として教えない
  • 相手の身元と用件を必ず確認する
  • 代替案(直通番号、折り返し連絡)を提示する
  • 不審な電話に注意し、確信が持てない場合は上司や先輩に相談する
  • 会社の方針を理解し、常に丁寧かつ慎重に対応する

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