Excelの基本、「セル」について説明します。
セルとは
ワークシートのマス目をセルと呼びます。 セルの位置をセル番地又はアドレスと呼び、セルの場所を表します。
セル番地・アドレスとは
ワークシートのマス目をセルと呼びます。 セルの位置をセル番地・アドレスと呼び、セルの場所を表します。 列をアルファベット、行を数字で表し、一番左上は「A1」、右方向へ行くと「B1,C1,D1・・・」、下方向へいくと「A2,A3,A4・・・」となります。
選択しているセルのセル番地はシートの左上で確認できます。
Excelで入力するデータはたった4種類!
どんな複雑な処理でも、Excelが扱うデータの種類はたったの4種類しかありません。
その4種類にはどんなものがあるかを整理して理解することで、データの種類ごとに適切な処理ができるようになります。
数値
0,1,2,3・・・といった計算や集計に使われる数字です。
文字列
数値以外のひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、その他記号などの文字です。数式内で用いるときは必ず「ダブルクオーテーションで囲みます」(例)=IF(A2>=80,”合”,”否”)
日付・時間(シリアル値)
Excelに日付データを正しく入力するには「2020/3/20」のように西暦、月、日を「/」(半角スラッシュ)で区切って入力します。 また時間は「13:00」のように時と分を「:」(半角コロン)で区切って入力します。
日付や時刻データの実態は「シリアル値」という数値です。日付は「1900/1/1」から何日というように計算されます。表示形式によっては「49889」などの数値で表示されることがあります。また時刻は1日24時間を1とした小数で計算するため、13:00は数値にすると0.5416・・・となります。
シリアル値を覚える必要はありませんが、日付と時間はシリアル値で出来ているということを覚えておきましょう。
数式・関数
Excelでは様々な計算やデータの加工処理を行うことができます。実務スキルを上げるためには関数の知識を増やすことが重要になります。関数・数式は全て半角で「=」(イコール)から入力します。
またExcelでは「小数点以下の数値を計算すると誤差が出る」ということを覚えておきましょう。
POINT
・ワークシートのマス目をセルと呼びます。
・セル番地はアルファベット(列)と、数字(行)の組み合わせで、セルの位置を表します。
・Excelで扱うデータの種類は①数値 ②文字列 ③日付・時間(シリアル値)④数式・関数の4種類です。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
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