Adobe社が提供するPDFソフトウェア、Acrobatの特徴や使い方についてご紹介します。
Adobe Acrobatとは
Adobe AcrobatはAdobe社が提供しているPDFファイルを作成・編集・加工・管理するためのソフトウェアです。無料・有料含め3つのプランに分かれています。
PDFとは
PDFとはPortable Document Formatの略で、WindowsやMac等のOS環境、PCにインストールされているツールの有無に関わらず、データを確認できるように開発されたファイル形式です。1993年にリリースされたこともあり、PDFは歴史あるファイル形式となります。またPDF自体もAdobe社によって開発されました。オープンフォーマットのため、今では各社がPDF対応のツールをリリースしています。
Adobe Acrobatの特徴
Acrobatには3つのプランがあり、それぞれ特徴があります。
①Acrobat Reader DC:PDFの閲覧や印刷、注釈の追加ができる無料プラン。
②Acrobat Standard DC:Acrobat Readerの機能に加え、PDFの結合や編集が可能なプラン。
③Acrobat Pro DC:Acrobat Standardの機能に加え、編集したPDFの差分の洗い出しやアクションウィザードの搭載など、より使い勝手がよくなったプラン。
業務でPDFを編集しない方は「Acrobat Reader DC」、編集する方は「Acrobat Standard DC」や「Acrobat Pro DC」を選択すると良いかと思います。また「Acrobat Pro DC」は「Adobe Creative Cloud」に含まれています。
Adobe Acrobatの使い方
(1)PDFの編集をしてみましょう。Acrobat Pro DCを開いてください。
Acrobat Pro DCはこちら
※Adobe creative cloud(有料)で制作を進めます。またPCにインストールする必要があります。
(2)ツールのタブから「PDFを編集(赤枠)」をクリックしてください。
(3)下記のサンプルPDFをダウンロードしてください。当問題をPDF化したファイルです。
(4)「ファイルを選択(赤枠)」からダウンロードしたPDFファイルを選択してください。
(5)PDFが表示されます。PDF内に記載がある文字が自動的にテキストと認識されます。
(6)ボタンの「送信する」を「送信」に変更してみましょう。「送信する」のテキストをクリックするとテキストが選択され調整が可能になります。文字と位置を画像のように変更してください。変更後、保存すると修正したPDFファイルになります。
POINT
他にもカメラで撮った資料をPDF化させることで、文字が修正可能な資料にすることができます。PDFはビジネスで使用する機会が多いため、PDFの編集は覚えておきましょう。
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