自動車やファッションなど様々な分野でサブスクリプションサービスが展開されています。
今回はサブスクリプションについてご紹介します
サブスクリプションとは
サブスクリプションとは定額料金制のことです。商品やサービスに代金を支払うのでなく、利用する期間に対して、定期的に代金を支払う方式です。略称は「サブスク」と呼びます。
サブスクリプションという言葉自体は新しいですが、昔から利用されてきているサービスです。例えば月極駐車場や新聞の定期購読などもサブスクリプションサービスです。現在は時代の変化により、物を所有する願望を持つ人が少なくなったことで、シェアリングエコノミーという考えが生まれました。サブスクリプションとシェアリングエコノミーはとても相性が良く、洋服や車を月額でレンタルし放題サービスなど、様々なサブスクリプションサービスが利用されています。
リカーリング
サブスクリプションはリカーリングというビジネスモデルと比較されます。リカーリングは一度の取引では完了せず、継続して取引を行わせることで、安定した利益を得ることができるビジネスモデルです。例えばプリンターを利用するにはインクを定期的に購入する必要があります。収益を上げるため、プリンター本体の価格はあえて低くして、インク代で収益を得るビジネスモデルです。また電気代や水道代、ガス代等のライフラインの開通工事と、定期的に収益となる公共料金や、TVゲームの本体とゲームソフトもリカーリングのビジネスモデルです。
サブスクリプションのサービス
サブスクリプションのサービスをいくつかご紹介します。
自動車
毎月一定金額を支払うことで、選んだ車をマイカーのように乗車することができます。維持費をかけず、新しい車に乗り続けられることがメリットです。様々な自動車のサブスクリプションサービスがありますが、TOYOTAのサービス「KINTO ONE」ではTOYOTAの新車が乗り放題のサービスです。
ファッション
毎月一定金額を支払うことで、洋服がレンタルできるサービスです。アイロンが必要なワイシャツのレンタルや、中にはプロのスタイリストが選んだ服をレンタルできるサービスもあります。「MECHAKARI」というサービスでは、レンタルした洋服が気に入ったら、そのまま購入できます。
動画や音楽、書籍など
毎月一定金額を支払うことで、動画や音楽、書籍が利用出来るサブスクリプションサービスがあります。「Amazon Prime」では動画や音楽、書籍の利用と合わせて、Amazonの商品の発送が最短翌日に発送となるサービスを提供しています。
POINT
サブスクリプションの対象や利用頻度によっては、買い切り型よりも費用が高くなる可能性があります。必ずお得になるとは限らないことは覚えておきましょう。
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