ウェブアーカイブとは、過去に記録・保存されたサイトを閲覧できるサービスです。
削除されてしまったサイトや昔のサイトを見たいときは、ウェブアーカイブサービスを利用してみましょう。
こちらの記事は前編です。
*後編はこちら↓
WEBサイトの削除
WEBサイトは削除することができます。WEBサイトを作成した方法により削除方法は変わります。サーバにHTMLをアップロードして作成した場合は、アップロードしているファイルを削除すればWEBサイトも削除されます。CMSを利用してWEBサイトを作成した場合は、利用したCMSによって方法は変わります。またそれ以外にドメインの廃止や、レンタルサーバの契約解除も必要です。
WEBサイト削除による変化
サーバにアップしていたファイルを削除したとしても、見られなくなるわけではありません。WEBサイトは画面の表示を早めるために、キャッシュから以前閲覧した画面を表示しています。基本的に更新があった場合はキャッシュも更新されるように設定しますが、設定によってはキャッシュを削除しない限り、WEBサイトが表示され続けます。
またGoogleの検索結果は、Googleのクローラーがインデックスされたタイミングで最新情報が検索結果に反映されます。
*参考 キャッシュについてはこちら
Wayback Machine
当時のWEBサイトを見ることができるツールです。その当時にWEBサイトをクローラーが収集してウェブアーカイブとして残しました。現在は削除されているWEBサイトや、WEBサイトの昔のデザインを見ることができます。
https://archive.org/web/
Wayback Machineの使い方
(1)昔のYahoo! JAPANのWEBサイトを見てみましょう。URL(https://www.yahoo.co.jp/)を入力すると、下に年表とカレンダーが表示されます。2001年の7月1日(03:18:38)をクリックしてください。
(2)2001年の7月1日のYahoo! JAPANのWEBサイトが表示されました。当時は画像は使用されておらず、テキストリンクがメインで、コンテンツ幅も狭いデザインです。他のページも保存されてあれば、各テキストリンクからページを遷移することができます。
POINT
Wayback Machineを利用すると、昔のデザインや削除されてしまったWEBサイトを見ることができます。
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