IT分野においてプログラムは重要な要素です。
今回はプログラムとプログラミングの概要と注意すべき箇所についてご紹介します。
プログラムとは
プログラムの一般的な意味としては、計画、予定、式次第などがあげられます。 それに対しIT分野におけるプログラムとは、コンピュータが行うべき処理を順序立てて記述したもの、人が記述しコンピュータが実行できる形式に変換された「ソースコード」と呼ばれるものを指すため、一般的な意味とはややイメージが異なります。
または(何らかの)入力があり、 (何らかの)処理を行い、 (何らかの)出力するものを指します。
コンピューターに対する命令をプログラムとして記述すると、コンピューターはプログラムに指示された手順で計算、入出力などの処理を実行していきます。
プログラミングとは
プログラムを作成することを「プログラミング」又は「ソフトウエア開発」と呼びます。 プログラミングには「プログラム言語」と呼ばれるコンピュータに対して指示を記述するための人工言語を使います。
コンピュータはプログラム言語で記述された通りにしか作動しないため、人同士のコミュニケーションのように曖昧な表現や言い間違いを理解できません。 少しの文法やスペルミスでも作動しないため、ルールに厳密に従いプログラミングすることが大切です。
AI(人工知能)とは
プログラムにより「Aを入力するとXを返し、Bを入力するとYを返す」を自動的に実行することが可能になります。これを「自動化」と呼ぶ事ができるかと思います。
一方、「Eを入力した場合は?」
前提としてプログラムにEを入力した場合のリアクションを定義していない場合、しかし例えば人間の場合は「Eについては決められていないのでわからないわ」や「Eはないけど、Bが近いけどBで良いからしら?」のように、その場のシチュエーションなども加味して臨機応変に返答を行う事ができるかと思います。
あるいは、過去にEについて聞かれた際のやり取りを記憶しておき、その過去データを元に最適なリアクションを取っているかと思います。
この人間のように、定義されていないものであっても自律的に学習/推測を行いアウトプット(この場合は質問への回答)を行うものをAI(人工知能)と呼びます。
POINT
プログラムとはコンピュータが行う処理を記述したもので、ルールを厳密に守り記述しないと正しく作動してくれません。
コメント