オープンソースとは一般的なソフトウェアのソースコードとはどのような違いがあるのでしょうか。
今回はオープンソースの解説やオープンソースソフトウェアをご紹介していきます
オープンソースとは
一般的なソフトウェアはソースコードを公開してはおらず、開発者でなければ変更ができないようになっています。またソフトウェアの利用に際して、費用が発生する場合があります。対して、オープンソースとは商用・非商用問わず、一定の条件下で利用や修正、再配布が可能なソフトウェアのソースコードになります。無償で提供されています。
例えるならば「ケチャップ」。
ケチャップはトマトと様々な調味料を組み合わせて作られたものですが、料理人がケチャップを使うために権利を守る契約書を結ぶようなことはありません。
もしケチャップに著作権があったならば、みんなトマトからケチャップを作るところから始める必要があり、ナポリタンを作るのも一苦労です。
しかしそのレシピ、ケチャップそれ自体は公開されており購入すればこれを料理に活用することができます。
オープンソースとは、ケチャップのような存在です。
オープンソースの利用
GithubというWEBサービスには様々なオープンソースのプロジェクトが公開されています。https://github.com/
その他に2つオープンソースのソフトウェアをご紹介します。
Chromium
Google Chromeのオープンソース版です。Microsoft EdgeがChromiumを利用して、新バージョンをリリースしたことでも有名です。
OpenOffice
Office互換ソフトの中でも最も歴史が古いオープンソースです。OpenOfficeを利用すると、Word、Excel、PowerPointといったMicrosoft Officeのファイルを開封、編集、保存することもできます。
POINT
オープンソースとはソースコードが公開されているという意味ではなく、ソースを一定の状況下において利用や修正、再配布ができる形式ということを覚えておきましょう。
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