[Google ドライブ講座04]ファイルのユーザーの権限を変更する

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はじめに

クラウドストレージでファイルを共有する際、ユーザーによって閲覧だけを許可したり、編集までできるように許可したりと、柔軟な設定をしたいところです。

Google ドライブでは、ファイルのユーザーの権限を自由に設定することが可能です。

今回は、ファイルのユーザー権限を変更する方法について解説します。

ファイルのユーザー権限とは?

そもそも、ファイルの「ユーザー権限」とは一体何なのでしょうか?

ファイルのユーザー権限とは、ユーザーがそのファイルに対して実行できる操作の権限のことです。

Google社の多くのアプリでは、ユーザー権限の設定ができるようになっています。

ユーザー権限には、以下の4種類があります。

  • オーナー
  • 編集者
  • 閲覧者(コメント可)
  • 閲覧者

権限が最も強いのは「オーナー」で、閲覧から編集、各ユーザーの権限の設定など、全ての操作を実施することが可能です。1つのファイルにつき1人だけ設定できます。

続いて権限が強いのは「編集者」です。ファイルを編集することができます。

続いては「閲覧者(コメント可)」です。ファイルの閲覧に加え、任意の箇所にコメントをつけることが可能です。

最も権限が弱いのは「閲覧者」です。ファイルの閲覧しかできず、コメントや編集はできません。

Googleアプリの権限については、以下の記事もご覧ください。

Google ドライブでファイルのユーザー権限を設定する方法

それでは、実際にGoogle ドライブでユーザー権限を設定する方法を見ていきましょう。

ユーザー権限を設定したい場合は、ファイルを選択し「共有」をクリックします。

今回は、「閲覧者」権限を持っているユーザーの権限を、「編集者」→「オーナー」と変更させてみましょう。

「閲覧者」と表示されている箇所をクリックしてください。

権限を選択するウィンドウが表示されます。まずは「編集者」を選択してください。

これで「編集者権限」を設定することができました。

続いて、先ほど「編集者」に設定したユーザーを「オーナー」に変更してみましょう。

同じ手順で「オーナー権限の譲渡」を選択してください。

オーナー権限は1つのファイルにつき1人にしか設定できないため、オーナー権限を譲渡すると自分はオーナーではなくなってしまいます。

以下のような確認画面が表示されるため、問題なければ「招待メールを送信」を選択してください。

オーナー権限を譲渡されたユーザーには、以下のようなメールが届きます。
ユーザーが「承認」をクリックすると、オーナー権限が譲渡されます。

これで、ユーザー権限を設定することができました!

さいごに

今回は、Google ドライブでファイルのユーザー権限を変更する方法について解説しました。

ユーザー権限を設定しておかないと、せっかくファイルを共有しても作業がうまく進められません。

ファイルのユーザー権限は正しく設定しておきましょう!

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