フリーランスとして活動する上で、請求書の発行は欠かせません。適切な請求書を作成することで、スムーズに報酬を受け取ることができます。ここでは、請求書の発行方法と、源泉徴収についての注意点、さらに請求書のテンプレートをご紹介します。
1. 請求書の必要事項
請求書には、以下の情報を記載します。
- 宛名(依頼主の名称)
- 請求金額
- 請求内容(提供したサービスの詳細)
- 支払期日
- 振込先口座情報
- 請求書発行日
- 請求書番号(任意)
2. 源泉徴収税について
源泉徴収について 報酬額が1回10万円を超える場合、依頼主は源泉徴収を行う必要があります。この場合、受け取る金額は請求金額から源泉徴収額を差し引いた金額となります。源泉徴収額は、報酬額に応じて10.21%または20.42%になります。
また、注意しなくてはならないのが報酬発生対象となる業務か、そうでないかの判断です。
以下に例を示します。
・A:営業企画、サポート業務(資料作成など)=> 不要と考えられる可能性が高い
・B:デザイナー => 対象となる可能性が高い
・C:システム開発者 => => 不要と考えられる可能性が高い
・D:コンサル => => => 不要と考えられる可能性が高い
詳細次第ですので言い切ることはできません。あくまで例としてご参考いただき、詳細は以下Webサイトなどご参照のうえご自身で確認ください。
参考)国税庁Webサイト:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2792.htm
3. サンプルテンプレート
請求書のテンプレート 以下に、シンプルな請求書のテンプレートをご紹介します。
リンクからダウンロードいただけますので、ご自由に活用くださいませ。
このテンプレートを参考に、必要事項を記入して請求書を作成してください。
4. 提出方法
かつては原本郵送必須でしたが、近年ではExcelで作成しPDFで提出するのが一般的です。
フリーランスの皆さまが、適切な請求書を発行し、スムーズに報酬を受け取れることを願っています。請求書の発行は慣れるまでは大変かもしれませんが、丁寧に作成することが大切です。
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