今回は、リモートワークで仕事をする際の勤怠管理について具体例をあげながら説明していきます。
*この記事では管理者/マネージャーの皆様に役立つ情報を紹介しています。
リモートワーク勤務体制を整えるメリット・デメリット
リモートワーク勤務自体にもいくつかメリットがあります。
1. 通勤時間の削減
2. オフィス維持費などのコスト削減
3. 家事,育児,介護等と両立できる職場環境(場所に縛られずに働くことができる)による離職率の低下
またリモートワークのデメリットはこのようなものがあります。業務の進め方に関しては、オフィスで働くよりも難易度が高いと考えたほうが良いでしょう。
1. コミュニケーション難易度が高い
2. ツールを多数覚える必要がある
3. 同僚がいつ、何をやっているかが見えづらい
リモートワーク体制で勤怠管理の方法
例えば一般的な勤務スケジュールは以下のようなものがあげられるかと思います。
例1)
・9時〜12時 出社/午前業務 (3h労働)
・12時〜13時 ランチ休憩
・13時〜15時 午後業務01 (2h労働)
・15時〜15時半 午後休憩
・15時半〜17時 午後業務02 (1.5h労働)
・17時〜17時半 午後休憩02
・17時半〜19時 午後業務03(1.5h労働)
・19時退社
一方、リモートワーク、またはある程度自由度がある場合、このようになるケースにもなり得るかと思います。
例2)
・9時〜12時 業務 (3h労働)
・12時〜13時 (休憩)
・13時〜19時 業務 (5h労働) ※適宜1時間ほど休憩
・19時 業務終了
どちらも以下のような労働時間になります。
・全体:10h(9〜19時)
・正味労働時間: 8h
・休憩:2h
・時間外:0h
後者のような変則的な勤怠管理は従来のシステムでは対応できないケースがあります。
自由度を持たせたい場合、リモートワーク向けのツール活用することで問題解決できるケースがあります。
リモートワーク向けツールで計測/勤務時間をフレックスに
リモートワーク中であっても、労働時間の記録は必要となります。さきほどの例2のように、自由度を与えた場合、これに適した管理ツールが必要になってきます。 リモート中はオフィスで働いている時と違いメンバーの状況を把握できません。そのため業務開始、業務終了、休憩時間だけではなく、在籍中、離席中、といったところまで計測できるツールを導入すると良いでしょう。テレワーク向けの勤怠管理サービスを2つご紹介します。
*社内でツールダウンロード利用が禁止されている場合は、事前に情報システム部等へお問い合わせください。
F-Chair+(エフチェアプラス)
F-Chair+(エフチェアプラス)は「働いている時間」と「何をしているか」を同時に管理できる働き方改革支援ツールです。
専用のデスクトップツールで「着席」「退席」をワンクリックするだけで勤怠をレコードできます。
1ヶ月間の無料トライアルもあります。(デスクトップツールのダウンロード必要)
F-Chair+(エフチェアプラス)
・主な機能:専用のデスクトップツールで「着席」「退席」をワンクリックするだけで勤怠がレコードされる。
・特徴:作業画面の自動撮影機能,残業時間の強調表示
・URL:https://fchair-plus.jp/
TimeDoctor classic(タイムドクター クラシック)
TimeDoctorも同じく専用のデスクトップツールで「着席」「退席」をワンクリックするだけで勤怠をレコードできます。
14日間の無料トライアルもあります。(デスクトップツールのダウンロード必要)
— ダッシュボード画面
— デスクトップの勤怠スイッチ
TimeDoctor classic (タイムドクター クラシック)
・主な機能:専用のデスクトップツールで「着席」「退席」をワンクリックするだけで勤怠がレコードされる。
・特徴:作業画面の自動撮影機能,slackやTrello等その他ツールとの連携可能,残業時間設定不可 *日本語サポートなし
・URL:https://www.timedoctor.com/classic
*TimeDoctorには”TimeDoctor classic”と”TimeDoctor2″の2種類存在します。
このようなツールを用いることで、リモートワークを自由に働くことができる環境へと進化させることが可能です。
導入に多少のハードルはありますが、検討してみてはいかがでしょうか?
但し、所定労働時間の変更等にはあらかじめ就業規則に規定しておくことが必要です。
もう少し他のツールも見てみたいという方はこちらもあわせてご参考ください。
https://shigoto-ba.com/archives/2196
POINT
今回ご紹介したツールは無料体験版も提供されています。まずは自身のToDo管理を目的として試してみましょう。
思わぬ改善点に気づくことができるかもしれません。
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