パソコンがウィルス感染したら?1秒以内に実施すべきこと

ITリテラシー
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業務中、見たことのない画面が表示されました。
どうやらあなたのPCはウィルスに感染したようです。
この時、最初に実施すべき内容を次の中からひとつ選びなさい


1. パソコンを操作しないようにした
2. パソコンに接続しているLANケーブルを抜いた
3. 上司に報告した
4. パソコンを再起動した

正解は「2.パソコンに接続しているLANケーブルを抜いた」です

「見たことのない画面が表示された場合」は、ウイルス感染の恐れがあります。
コンピュータウイルスはネットワークを通じて、サーバや他のパソコンなどに拡散する可能性があるため、まずは「2.パソコンに接続しているLANケーブルを抜いた」を行いましょう。(当然、Wi-Fi接続の場合はWi-Fiをオフにしましょう)

  1. LANケーブルを抜く
  2. パソコンの操作をやめる
  3. 上司またはシステム管理者に報告
    の順で対応しましょう。

実際にあったトラブル事例

「業務を効率化させるために、社内利用が許可されていないアプリケーション(海外製の動画ダウンロード用ツール)をインストールした。その際にマルウェアも一緒にインストールされてしまい、パソコンの画面上に、見慣れない海外の広告が表示されるようになってしまった。広告が画面を覆うように表示されるため、作業効率が低下してしまった。またマルウェアをアンインストールしたいができない」

対応策

システム管理者側でルールを定めた後、社内周知を徹底しましょう。
例えば「テレワークで用いる端末に新たなアプリケーションのインストールを禁止」や「プリインストールされたアプリケーション以外は利用できないように設定」することが望まれます。または事前に安全性が認められたアプリケーションのみリストアップし、共有して運営していく方針でも良いでしょう。

せっかく、安全なセキュリティ対策のルールを作成したとしても、テレワーク勤務者が認知していなければ意味がありません。

また、テレワーク勤務者にある程度自由なインストール権限を与える場合は、システム管理者はテレワーク勤務者がどのようなアプリケーションをインストールしているか把握できるようにしておきましょう。

キーロガーの脅威

キーロガーとはキーボードからの入力を監視して記録を入手する不正プログラムです。
不正プログラムをインストールしているパソコンやスマートフォンから、パスワードなどを入力することで情報を読み取ります。
インストールしたプログラムにキーロガーが含まれているかどうか気付けないことが多いため、不審なソフトウェアはインストールしないように気をつけましょう。

また販売しているキーボードやスマートフォン自体に情報が抜き取られるソフト/装置が付いている事例もあります。
使用するハードウェアも信頼性が高いものを選ぶとともに、独断で購入して使用しないようにしましょう。

POINT

テレワーク勤務者の利用するアプリケーションに関して、ルールを定めましょう。

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