今回はGoogleのクラウド上で様々なサービスを利用できる、Google Cloud Platformの基礎知識や操作方法などをご紹介します。
Google Cloud Platformとは
Google社がクラウド上で提供するサービス群の総称です。Google Cloud Platformには基本的な構成要素が初めから搭載されているため、利用することで初期投資を減らし、サービスの開発やスタートアップを容易に進めることができます。他の企業の同様のサービスとして、Amazon Web Service (AWS) やMicrosoft Azureがあります。
Google Cloud Platformのサービス
Google Cloud Platformが提供しているサービスは90以上あります。(2019年12月現在)その中からいくつかご紹介します。
BigQuery
大規模なデータを高速処理するサービスです。ビッグデータ解析に強いことでも知られているGoogle社が実際に使用しているサービスのため、膨大な量のデータを安定に、尚且つ高速に管理することができます。
Cloud Machine Learning
機械学習のサービスになります。こちらもGoogle社自らが使用しているサービスを提供しているため、これから機械学習を始める企業やユーザにとっては大きなメリットになります。
Google Translate API
Google翻訳のAPIになります。WEBサイトに仕込むことで、ボタンを押すとページ全体を翻訳した言語に切り替えることができたり、多言語化を実現することができます。
Google App Engine
Google App Engineを使用することで、制作したWEBアプリケーションをGoogle App Engineが管理するインフラで利用可能にできます。Java、Node.js、Python、Goなど利用できる言語も多く、サードパーティのソフトウェアもインストールして組み合わせることができます。Googleの多くのサービスはGoogle App Engineを使用しています。
Google Cloud Platformの使い方
(1)Google Cloud Platformのプロジェクトを作ってみましょう。リンクを開いたら作成(赤枠)をクリックしてください。Google Cloud Platformはこちら
(2)プロジェクト名、場所を入力します。
(3)プロジェクトが完成です。ナビゲーションメニューから提供されている様々なサービスを見ることができます。実際サービスを使用する場合は有料(無料トライアルあり)となるので気を付けましょう。
GCP専門講座
Googleが提供しているGCP(Google Cloud Platform)のオンライン講座があります。7日間無料で受講できるため、GCPを学ぶ際は活用しましょう。
https://www.coursera.org/specializations/gcp-data-machine-learning
POINT
WEBサイトの場合はMap APIなどGoogle MapをWEBサイトに配置する際に使用することもあります。有料にはなりますが、どのようなことができるか確認しておきましょう。
*社内でツールダウンロード利用が禁止されている場合は、事前に情報システム部等へお問い合わせください。
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