ビジネスチャットツールは従来のメールよりも手軽にコミュニケーションを図ることができるため、近年利用が拡大しています。
今回はチャットツールの特徴と、有名サービスを2つご紹介します。
チャットツールとは
チャットツールとはリアルタイム性が高く、複数人で会話がスムーズにできるツールです。
メールとの大きな違いは、メールはアドレスを利用しますが、チャットはIDを利用します。
メールよりも文章を簡略化して利用することが望ましく、相手に通知を送り知らせることもできるため、スピーディに会話を進めることができます。
身近なものですと、LINEもチャットツールに該当します。
ビジネスチャットツール
ビジネスに特化したチャットツールがあります。通常のチャットツールよりも管理機能が搭載されており、セキュリティ重視になっています。代表的なビジネスチャットツールを2つご紹介します。
Slack(スラック)
アメリカ発のビジネスチャットツールです。一番の特徴は外部サービスとの連携です。
他チャットツールとの違い/特徴としては「他サービスとの連携(インテグレーション)」があげられます。例えばGoogleカレンダーやTwitterなど既存サービスや、その他様々なITツールと連携することで、一連の動作を自動化することなどが可能です。
またコードを共有するsnippet機能があるため、エンジニア等の開発者にとっては利用しやすいチャットツールです。
Chatwork(チャットワーク)
日本人の起業家が開発したビジネスチャットツールです。
タスク管理機能が特徴です。テクノロジーに精通していない人もターゲットとしているため、使いやすい設計となっています。
チャット(会話)は相手がいてこそ成立するものですが、Chatworkは日本でのシェアが大きく、社外の相手とコミュニケーションをとる際のプラットフォームとして有効です。(Chatworkの特徴とも言えるかと思います)
POINT
チャットツールにもデメリットはあります。
メールのような挨拶文を省いて送る事が多いため、場合によっては無愛想な表現に伝わってしまう可能性もあります。
また、チャットは送った内容を編集することができますのでエビデンスを残す場合には向かないように感じます。その場合はメールのほうが良いでしょう。
デメリットも理解したうえで使いこなすことが重要です。
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