システム開発などでよく「バグ」「デバック」という単語を耳にします。
今回はそんなバグやデバッグなどついての基礎知識をご紹介します。
バグとは
バグとは「プログラムの不具合(不良)」のことです。バグがあると期待通りの動きをしてくれません。
またバグは曖昧な使い方をします。ドキュメントに沿ってプログラムを作成したが、ドキュメントが間違えてしまっていたり、仕様通りにプログラムが完成したとしても、思っていた内容と違う場合もバグと呼びます。
デバッグとは
バグを取り除き不具合を解消することをデバッグと言います。
バグが発生した場合、バグの原因を探して取り除く必要があります。
デバッグも曖昧な使い方をします。「原因は不明だが、なんかおかしい」というような状況の原因を究明する場合もデバッグと呼ぶこともあります。
デバッガーとは
開発にバグはつきものですが、どこにバグ(不具合)があるのかを特定できないとデバッグ(解消)することができません。
そこで、プログラムのバグの原因を見つけるお手伝いをしてくれるソフト「デバッガー」を使用します。
デバッガーには動かしている最中のプログラムを途中で止めたり、
実行途中のデータを書き出したり、
データの中身を書き換えたり、
本来通らないはずの処理を通るようにしたり、
バグがどこにあるのか探す際に役立つソフトです。
バグは原因、デバッグはバグを取り除く人、デバッガーはバグを取り除くためのツールと覚えましょう。
プログラマーでない限り実際にデバッガーを利用する機会は少ないかもしれませんが、IT用語として覚えておきましょう。
POINT
Debugger(デバッガー)はバグを発見するためのソフトです。
コメント