今回は、自動車を海上輸送する事業を行っている、日産専用船株式会社様にお話をお伺いしました。
日産専用船株式会社様が弊社のオンライン学習サービス「MENTER」の導入に至った経緯や、現在の活用方法、今後の展望についてなど詳しくお伺いしました。
http://www.nissancarrier.co.jp/
日産専用船さんってどんな会社?
MENTER : 高橋様、御社の事業について教えていただけますか?
高橋様 : 自動車の海上輸送にフォーカスした船会社です。主に国内の主要自動車メーカーの車を運んでいます。
MENTER : 高橋様は生島様の後任として企画人事グループに異動されたと伺いましたが、異動前はどんなお仕事をされていたのでしょうか?
高橋様 : 営業をしており、欧州、中近東向けに車を輸送する担当をしておりました。
MENTER : そうだったんですね。御社では他にどのような職種の方がいらっしゃいますか?
高橋様 : 営業・管理部門半々位の人が所属しています。
MENTER : システムのご担当者様も、社内に所属されているのでしょうか?
高橋様 : システム担当は1名同じ部署に所属していますが、それ以外はグルーブ会社にシステム担当がおります。
MENTER : 御社の社風についても教えてください。
高橋様 : ジョブローテーションを積極的に実施しています。私は6年目ですが、今回で3部門目の異動です。比較的穏やかな人が多い会社だと思います。
MENTER : ジョブローテーションは仕事の幅も広がりますし、他部門の方と接する機会も増えるのでいいですね!
新型コロナウイルスをきっかけに変化があったことは?
MENTER : つづいて、コロナ渦において大きく変わったことはありましたか?
高橋様 : そうですね、やはりリモートワークの導入が大きな変化でした。もともとリモートワークという概念がなかったのですが、コロナ渦で大きく変わりました。現在は、週4日までのリモートワークが認められているので、週1日は皆出社しています。割合としては、週2~3日はリモートワークしている人が多いです。
他には、 サインや判子など今まで紙ベースだったものがリモートワークをきっかけに見直す機会が増えました。
MENTER : 高橋様個人での変化はどんなことがございましたか?
高橋様 : 以前は夕方には仕事を終わらせて、終わらないものは次の日にまわして帰っていましたが、リモートワークになってからは一旦夕食をとった後に仕事を再開したり、自由度が高くなったことで仕事がより身近になったと感じています。
MENTER : リモートワークが導入されて、便利なことも増えたと思いますがお困りのことなどはございますか?
高橋様 : 直接会う機会が減ったので、資料の作り方やチャットの使い方、スムーズに資料を投影する方法など工夫が必要だと感じています。また、沢山のツールがでてきたので活用しきれているのかな?と思う部分はありますね。
MENTER : そうですね、チャットツールやオンライン会議の活用は社会全体を見てもコロナ渦で導入が急加速しましたね。MENTERを導入いただいたのはそのあたりも関係があったのでしょうか?
MENTER導入を決めた理由は?
生島様 : 人事として「会社の弱いところはなにか?」と考えた時に、ITだと思い「デジタルスキル」でWeb検索したのがきっかけです。弊社は社員の平均年齢も高いので、よりIT活用の必要性を感じていました。
もともとIT特化のサービスではありませんが、導入していたサブスクリプションのサービスがありました。
しかし、 利用率が低下してきたこともあり新しいサービスを探していました。
そこで、検索したところ約10サービスほど出てきたのですが、多くがシステム開発の学習などIT専門職向けのものが多く当社のニーズとは少し異なっていたのですが、MENTERはマッチすると思い問い合わせをさせていただきました。
MENTER : ありがとうございます。その他に社内でどんな課題がございましたか?
生島樣 : 残業が多かったのでITを活用することで、作業の効率化ができればと考えていました。
そこは経営陣の方向性とも合っていたので比較的MENTERの話は社内に持っていきやすかったです。
MENTER : そうだったんですね、いつ頃からそのような課題を解決できるソリューションを探していたのでしょうか?
生島樣 : 今年の1月頃から考えてはいましたが、実際動き出したのは3月頃ですね。
MENTER : 当社の製品に決めた理由を教えていただけますか?
生島様 : まず、1つ目は、サブスクリプションという形式が良かったですね。
集合研修では一人ひとりのその日のモチベーションなども異なるため効果が見えづらいので。
その他には、エンジニア向けではなく、営業・管理部門の職種でも必要なことが幅広く学べるという点や、内容も大事ですが文字だけだと退屈してしまいがちな学習をマンガ動画で楽しみながら学べるという部分が決め手になりました。
MENTER : 嬉しいお言葉ありがとうございます!意思決定までのプロセスはどのように進みましたか?
生島様 : まずは私から人事部長と担当役員に話し、デモを実施しました。その後、人事部長と担当役員から内容もいいね。と賛同いただき社内で正式な決裁をとりました。
製品について
MENTER : 今回、受講対象者はどのように決めましたか?また理由もお聞かせいただけますか?
生島様 : Microsoft Forms を利用し挙手制で受講者を決めました。前回は全社員対象にしていましたが、「会社が与えてくれるものだ」となってしまうのもあまり良くないので今回は希望者だけにしました。
MENTER : 利用してみて何か受講者様からお声はありましたか?
生島様 : 一部話をした社員からはすごくいいねという声が上がっています。
社内で若手向けに勉強会を開催しているのですが、直近で社内システムに関する勉強会があり、その際にMENTERでデータベースに関する知識も得られたことが役に立っているという声がありました。その他にも、ランキング機能は同僚との話のネタにもなるしモチベーション維持にも繋がっています。管理者としては、ITが苦手だと思っていた人がランキングを見るとすごく頑張ってくれていたりするのが見えるので、嬉しくなりますね!
MENTER : ランキング機能は正解かどうかではなく、沢山利用することでポイントとレベルが上がる仕組みですので、社内コミュニケーションのきっかけになったりモチベーションアップに繋がっているようで嬉しいです!今後、MENTERを活用することで目指している目標はありますか?
生島様 : MENTERの案内を社内にする際に「1つ以上仕事に活かし、得られたものをチームで共有して活用していってほしい」と伝えました。MENTERをきっかけに色々とトライしてほしいと考えています。
今後の展望についてお聞かせください。
生島様 : 経営としては、他社との差別化が大事だと思っています。事業ではなかなか差別化が難しい分野なので、「人」での差別化が必要。そのため、人材育成に重きを置いています。
付加価値をお客様に提供するために一人ひとりがプロフェッショナルになることを目指しています。そのためにはまず「基礎力」が必要です。例えば、見やすい資料づくりや、丁寧で分かりやすいメール、提案力など。付随して生産性の向上も目指しています。
高橋様 : MENTERを通じて、一人ひとりにデジタル化の意識づくりができればいいなと思っています。時代の流れに乗っていけるようにMENTERを活用していきたいです。
エンジニア職の方々もプログラム言語を全て暗記しているわけではなく、Google検索を活用しながらサイト構築をしているケースがほとんどだというお話をWHITEさん*に聞いて、難しいものだと思っていたデジタルを身近に感じることができ、自分でもできるかもしれないという気持ちになれました。社内での推進もそうですが、私自身もMENTERを活用しスキルアップを目指します。
*MENTERの運営会社
MENTER : ありがとうございます。最後にMENTERの導入を検討されている企業様へひと言お願いいたします。
生島様 : 人事の担当として、学習内容ももちろん大事ですが社内に提案する際に花王さんなど大手企業の導入実績があるのは導入する担当者としては安心材料になると思います。
高橋様 : MENTERは短い時間で気軽にできるのがいいです。苦手な人からすると気後れしてしまうデジタルの学習も気軽に楽しくできるので良いと思います。ランキング機能も楽しくて、モチベーションアップに繋がります!!
MENTER : 嬉しいお言葉ありがとうございます。今後も皆様がプロフェッショナルになるための基礎力向上にお役立ていただけると幸いです。生島様、高橋様ありがとうございました。