医薬品/バイオテクノロジー業界で役立つ リモートワーク中のセキュリティスキル&リテラシーアップ | オンライン学習（eラーニング）
MENTERが提供する人材育成 "３つの特徴"
IT実務に強い。
ショートカットからAIまで
現場で即戦力となるスキルを習得できます。実際現場で必要となるWindowsの操作方法から生成AIなど最新技術まで。実践的なカリキュラムで、受講者のスキルアップを強力にサポートします。
DXツールを生かした
運営体制
講師の講義を聞くだけに留まらない、全員参加型の講義を目指しています。Quiz番組形式、ワークショップなどは、様々なDXツールを用いてより楽しくインプットできるよう心がけています。
受講者満足度は
平均9.1 p（10段階）
研修後のアンケートでは、受講者から高い満足度を得ています。講義だけでなく、グループディスカッションやワークショップを通して、学びを深め、行動変化につなげる工夫が満足度の秘訣です。
本講座について
リモートワーク時代の情報セキュリティを学ぶ
医薬品・バイオテクノロジー業界で役立つ、リモートワークにおけるセキュリティ知識と安全なデジタルコミュニケーション手法を習得できるオンラインコースです。業界で期待できる効果
業務に必要な情報を外部漏洩から守る意識とスキルが向上し、不正アクセスやフィッシング被害を未然に防ぐ力が身につきます。業界にとってのメリット
セキュアな業務環境の構築が進み、研究・開発・営業部門における情報共有の信頼性とスピードが向上します。結果として、組織全体のDX推進やリモートワークの生産性向上にもつながります。参考カリキュラム
リモートワークに必要なセキュリティの知識/デジタルコミュニケーションの手法を網羅したコースです。あなたとセキュリティの関係
リモートワーク時のセキュリティ
私用端末とセキュリティ対策
メールを用いたサイバー攻撃事例
SNSを悪用したトラブル
etc.
（参考）練習問題
※実際の問題は回答前後に詳しい解説やTipsを掲載しています。
情報セキュリティ対策の考え方について正しいものは？
会社の方針で対策していれば、社員は対策しなくても問題がない
情報セキュリティ部が対策していれば、社員は対策しなくても問題がない
各々が意識を持ち、情報セキュリティ対策する必要がある
VPNについて正しいものは？
物理的な専用線を設定し、特定の人だけが利用できる専用ネットワークのこと
仮想の専用線を設定し、誰でも利用できる専用ネットワークのこと
仮想の専用線を設定し、特定の人だけが利用できる専用ネットワークのこと
物理的な専用線と比較した場合の、VPNの特徴は？
拡張が容易にできる
パフォーマンスは比較的安定する
初期コストは距離により変わる
フィッシング詐欺を回避する方法として確実性が高いものは？
メールの文書で判断する
メールの差出人名で判断する
別の連絡方法で相手に確認する
WebサイトがSSL化されているか見分ける方法は？
URLの後ろにsslが付く（例：menter.comssl）
httpの後にsが付く（例：https）
URLの後ろにsが付く（例：menter.coms）
受講者の声
（平均評価 9.1 / 10 Point）評価10:特に無し
評価8:セキュリティに関して知識が増えた。
評価10:特にありません
医薬品/バイオテクノロジー業界のDX事例
国内事例
1. 中外製薬：DXによる生産現場のリモート支援とセキュリティ強化- 生産工場のDX推進で、生産計画の自動化や多能工化（複数業務をこなせる人材育成）、スマートフォンを活用したリモート支援を実現。
- 熟練者による現場指導やトラブル対応をリモートで行える体制を構築し、画像記録の改ざん防止など、現場データのセキュリティも強化。
- DX推進と並行して、サプライチェーン全体のセキュリティ対策強化にも注力。ITソリューション部サイバーセキュリティグループが中心となって、グループ全体で本質的なリスク管理を行っている。
2. 日本新薬：テレワーク基盤の整備による業務継続性の確保
- コロナ禍でテレワーク環境を迅速に整備し、オフィス勤務と遜色ない業務遂行を実現。
- 生産性を維持しつつ、セキュリティ対策や従業員教育も強化。
3. 製薬業界全体：DX推進に伴うサイバーセキュリティとリテラシー向上の必要性
- DXによりデータ活用が進む一方で、サイバーリスクが増大。特に機微な患者情報や知的財産を扱うため、多層防御・セキュリティ部門強化・定期的な従業員教育などの多角的対策が必須。
- 工場などOT（制御系）システムのセキュリティは成熟度が低く、今後の強化が課題。BCP（事業継続計画）体制の構築も重要。
その他の国内DX事例
塩野義製薬：AI・デジタル技術を活用した創薬やHaaS（Healthcare as a Service）の推進。コロナ治療薬「ゾコーバ錠」の緊急承認・流通を実現。NEC／Transgene：AI活用によるオーダーメイドがんワクチン「TG4050」の開発。
富士通／理化学研究所：生成AIを用いたタンパク質構造変化予測技術の開発。創薬スピードの大幅短縮に貢献。
海外事例
モデルナ（Moderna）：AI・クラウド活用によるmRNAワクチン開発の高速化- AWSと連携し、AIで2万パターンのmRNA配列を学習。新型コロナワクチンのテストを42日で完了。
- デジタルを前提としたビジネスモデルで、研究から製造までの効率化とセキュリティを両立。
MR（医薬情報担当者）・営業活動のDX
- コロナ禍で医療機関への訪問規制が強まる中、オンライン面談やウェブ講演会を活用し、医薬品情報の提供・収集を効率化。- 会話内容の記録・分析によるMR活動の高度化も進む。
医薬品/バイオテクノロジー業界のDX人材育成事例
中外製薬「CHUGAI DIGITAL ACADEMY」
- 2021年より全社員を対象とした体系的DX人材育成プログラムを実施。- スタッフ層、マネージャー層、経営層に分けた階層別アプローチ。
- デジタルプロジェクトリーダーやデータサイエンティストなど優先育成職種を設定。
- Off-JTとOJTを組み合わせた9か月の長期プログラムを年3回実施。
- 「デジタルイノベーションラボ」で全社員からDXアイデアを募集し、実際にプロジェクト化する仕組みも運用。
日本新薬「NSアカデミー」
- DX人財定義とスキルマップを社内プラットフォームで公開。- 「全社員のIT/DXリテラシー向上施策」と「公募・選抜型DX研修」を2本柱に多彩なプログラムを展開。
- 資格取得支援、社内外講師によるWebinar、入門講座、短編動画学習などを提供。
第一工業製薬「全社DX人材育成プログラム」
- 管理職、新入社員、選抜者を対象にした教育研修を3年間にわたり実施。- DX、データサイエンス、AI、RPAなどの最先端テクノロジーの習得を目指す。
- ITリテラシー初心者向けの基礎研修から上級者向け専門研修まで幅広く展開。
アステラス製薬
- 国内外の社員を対象にDXに特化した社内研修を開始。- まず700人のデータサイエンティストやDX人材を育成する計画。
NEC「NEC Academy for DX」
- AI、セキュリティ、クラウド、デザイン思考などを取り入れたDX人材育成プログラムを展開。- DXリテラシー教育、DXビジネストレーニング、DXスペシャリスト向けの実践的演習（AI・サイバーセキュリティ訓練場など）を提供。
- サイバーセキュリティ分野では、実際の攻撃体験を通じた実践型訓練を実施。
バイオインフォマティシャン育成（アメリエフ株式会社）
- バイオインフォマティシャンの個別化プログラムを実施。- スタッフから経営者まで多様なロールに対応したリスキリングを体系的に行う。
GenScript（海外・バイオテクノロジー）
- シンガポール工科大学（SIT）と連携し、学生向けにグローバルなインターンシップや実務機会を提供。- 中国やシンガポールでの実務経験、業界ネットワーク構築、クロスカルチャー対応力の育成を重視。
その他の主な取り組み
- DX推進に伴い、サイバーセキュリティ担当者やデータサイエンティストなどの職種を明確化し、外部採用と社内育成を両立。- 社内勉強会、ワークショップ、eラーニング、ピアラーニング、外部教育リソースの活用など多様な手法を導入。